先代より、他社では「難しい」と言われた仕事を知恵と工夫で請け続けてきました。
無論その中には数多くの「失敗」がありました。
ですが、それらを「経験」とし、ナカヤマ品質を支える技術力の向上に努めてきました。
こうして40年間。
最初は小さな掘立小屋から始まりましたが、少しずつ大きくしてきた会社です。
現在、シャープペンの部品製造から加工・組立まで行っております。
また、その他筆記具の加工・組立業務も行っております。
特に、シャープメカ(多機能ペンに使われる小さいシャープペン)は、40年の「経験」が詰まっており、設計から量産までの体制が整えられています。
身近なモノだけに分かりづらいとは思いますが、シャープペンは非常に高い品質を求められる筆記具です。
その要望に応え、なおかつ生産も安定させる為に「機械化」を目指しております。
機械化するにあたり、最初はひたすら自分の手でシャープペンを組んでいきます。作業をしながら、品質を向上させるために「気を付ける事」を探すのです。
これらの研究の結果、自社の求める機能に特化したワンオフ的な機械を作成する方が効率的なのです。
自分たちで機械を作った方が日々の業務から得られる「更なる品質と生産の安定」を目指すノウハウが機械に反映されやすいのです。
作ったモノがエンドユーザーの方々にも満足して頂けるよう研究を重ね、改善していくための一環として自動機を作っています。
様々な人がいるなか、会話の苦手な方もいるでしょう。そんな方でもにっこりと笑顔が出せればコミュニケーションは成り立つと思います。
例えば製品に不具合が出た時でもしっかりと報告が出来る。
そういった職場の雰囲気が大切だと考えておりますし、そのようなコミュニケーションが取れる人にぜひ働いて欲しいと思います。
職場環境といった点では暑さ対策を始め、現場でこういった機械があったほうが良いとの意見が出ればその為の設備も作ります。
そういった形で職場環境を整えることが出来るのも我が社の強みであると思います。
社員の声を反映し、各自がそれぞれ任された仕事に責任を持ち、自分自身の経験や工夫で仕事のしやすい環境を作って仕事に臨んでいます。